新年度あいさつ
職場を変える力、ここにある 新年度を迎えるにあたって 大阪府職労委員長 小松 康則

大阪府、府立病院、府立研究所で働く皆さん、新年度を迎え、心よりごあいさつを申し上げます。

まず、日々の業務に尽力されているすべての職員の皆さんに、深く感謝申し上げます。特に近年、職場環境は厳しさを増し、皆さんの負担が大きくなっていることを痛感しています。府民の命や安全を守り、暮らしを支えるために奮闘する皆さんに、心からエールを送ります。

働き方改革―掛け声で終わらせないために

大阪府は「働き方改革」を進め、制度を整備してきましたが、現場の実情を見ると、改革の実感は乏しいのが現状です。制度があっても、「使えない」「活用できない」状況が続き、残業が慢性化し、職員の疲弊は深刻です。

真の働き方改革とは、単なる制度変更ではなく、職員が実際に「働きやすくなった」と感じられる改革であるべきです。そのためには、業務量に見合った人員の確保が不可欠です。「休む時間も取れず、身も心も疲れ切っている」という現状を放置するわけにはいきません。本当に働きやすい職場を実現するため、大阪府職労はこれからも声を上げ続けます。

職員の負担増―見過ごせない現実

今年度、大阪・関西万博が開幕しますが、その影響で職員の業務負担が増すことは避けられません。万博の意義についてはさまざまな意見がありますが、多くの職員が共通して感じているのは、「万博関連業務に追われるのではなく、府民のために本当に必要な仕事をしたい」という思いです。

公衆衛生の向上、福祉の充実、防災・災害対応、環境保護――府民の命や安全を守るためにやるべきことは山積しています。にもかかわらず、職員数は増えず、過重労働が常態化すれば、本来の業務が圧迫されることになります。職員が安心して業務に専念できるよう、増員や時間外労働の削減に向けた取り組みが求められています。

府職員は、府民一人ひとりの生活を守る最前線で働く責任を担っています。その責務を果たしつつ、災害対応など緊急時にも機能する職員体制の確立が必要です。大阪府職労は、職員の声を届け、職場環境の改善を求めていきます。

組合事務所―安心して立ち寄れる場に

また、組合事務所を「気軽に足を運べる場所」にしていきます。日々のストレスを少しでも軽減し、仕事の悩みや愚痴を気軽に話せる「心の拠り所」としての役割を果たしたいと考えています。

業務負担が増す中、誰にも相談できずに悩みを抱え込む職員が少なくありません。そんなとき、組合事務所が「ちょっと話してみよう」と思える場所であることが大切です。職場の悩みや相談は、遠慮せずに持ち寄ってください。より良い環境をつくるため、組合としても事務所の在り方を改善し続けます。

ともに、職場を変えていこう

すでに組合に加入されている皆さんには、引き続きご協力をお願いするとともに、まだ未加入の皆さんにも、この機会に組合の役割を知ってほしいと思います。「困ったときに相談できる」「一人で抱え込まなくていい」――それが、労働組合の力です。

新年度も、大阪府職労は、皆さんが安心して働ける環境を守るために全力を尽くします。ともに支え合い、より良い職場をつくっていきましょう。

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