My Story ~私と労働組合(22)~ 組合に加入しなければ今の自分はなかった

主体的な組合活動に魅力を感じた

私は大阪府へ入庁して4年目となりますが、正直なところ入庁当時は労働組合について魅力を感じていませんでした。

前職では入社したみんなが全員労働組合に加入する会社でした。交渉を通じて給料が上がったりすることもありましたが、自ら進んで組合活動に参加したことはなく、労働組合を身近に感じることはありませんでした。

コロナ禍に入庁して同期や他部署の方とのつながりがなく、職場を超えて話せる場があれば参加したいなと感じていたところ、府職労の若手職員の交流イベントがあることを知り、参加しました。そこにいた組合員の若い人たちが義務感ではなく主体的に活動をしている姿を見て労働組合への期待や魅力を感じるようになりました。

労働組合はかけがえのないもの

職場で残業が増えてきたときに残業申請をしようとしたところ、「これ以上の残業は認めない」との話がありました。まだ入庁して間もないから仕方ないのかなとも思いましたが、組合役員の方に相談する機会があり、職場で起きた問題を解決するためには労働組合を通して声をあげる必要があることを実感しました。そして、自分も積極的に関わりたいと思うようになり、もっと府職労の活動を知りたくて支部の役員になり、組合活動に関わることが増えてきました。

自分が普段関わることのない所属の人たちや職種の人たちと関わることで大阪府全体の話を聞く機会も増えていき、視野が広がっていく中で労働組合の活動はかけがえないものだと実感しました。

問題意識を共有する仲間を見つけたい

働くなかで納得できなくても制度を知ったり、他の職場の仲間の話を聞くことで仕方ないとあきらめるのではなく、問題意識を持って解決に向けて進めていきたいと思うようになりました。職場環境を改善しようと力をいれる中で共感を得たり、背中を押してもらうことも増えてきました。

まだまだ温度差を感じることもありますが、一緒に問題意識を持ち、声をあげる仲間を増やしていきたいと思います。

入庁当時の私と今の私は全く違うものとなり、少なくとも労働組合に加入しなければ関わることがなかった方と縁ができたことや、組合に加入しないと体験できなかったこともありました。みんな気さくで優しい方ばかりで職場以外の人ともつながることができ、あきらめるのではなく変えていきたいと思えた組合活動にこれからも参加できればと思っています。

組合加入はこちらから▼

https://www.fusyokuro.gr.jp/participation

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