府立病院機構は 非常勤職員を差別するな! ボーナスを支給せよ!!

11月6日、府職労・病院労組は、「2023年秋季要求書」を提出するとともに、今年の夏から継続交渉となっていた非常勤職員への一時金(ボーナス)支給を求めて団体交渉を行いました。

21人が思いを伝える

 交渉には、急性期・総合医療センター、国際がんセンター、母子医療センター、はびきの医療センターから非常勤職員を含む21人が参加しました。
 交渉の冒頭、病院労組の山本委員長は「これまでも非常勤職員の一時金支給はじめ、待遇改善を求めてきた。非常勤職員は同じ病院で働く職員であり、常勤職員といっしょに病院を支えている。非常勤職員に一時金を支給するよう強く求める」と述べ、病院機構の考え方を質しました。
 病院機構は「厳しい経営状況であり、現時点では支給することは困難」との回答をくり返しました。 
これに対し、病院労組は「諸手当は大阪府に準ずる」という労使間のルールにも反しているうえ、経営を理由に、非常勤職員だけボーナスを出さないというのは明らかな差別であり、絶対に許せないと、徹底的に追及しました。参加した全員がどんな思いで仕事をしているかを発言し、あらためてボーナス支給を強く求めました。
病院機構は「検討しているが、現時点では回答できない」との回答を繰り返したため、病院労組は「次回の交渉までに回答せよ」と伝え、交渉を終わりました。
次回の団体交渉は11月14日(火)15時30分より行います。
 非常勤職員へのボーナス支給をはじめとする待遇改善、賃金引上げ、スタッフの増員、休暇制度の拡充などの要求実現をめざし、職場から多くの組合員の参加をお願いします。

労働組合に加入しみんなで実現しよう

 私たちの給料や労働条件は、勝手に良くなることはありません。声をあげ、交渉してこそ実現します。そして、実現したことは全ての職員に適用されます。
みんなの願いをみんなで実現するのが労働組合です。加入する人、声をあげる人が増えれば増えるほど、大きな力を発揮することができます。労働組合に加入していない人は、この機会に加入してください。

【PDF版(約260KB)】

ページトップへ