過労死ライン超えの長時間労働解消
自治体職員の増員を求めるキャンペーンを
-いのち守る33キャンペーンNext Stageへ-

6月18日(日)、大阪府職労、京都府職労連、京都市職労などが呼びかける「いのち守る33キャンペーンNext Stage キックオフ集会」がオンラインで開催されました。
全国から38人が参加し、大阪府職労からも保健師や社会福祉職、看護師をはじめ、10人が参加しました。
集会はチェックインから始まり、その後は「大阪府の保健師、保健所職員増やしてキャンペーン」と「いのち守る33キャンペーン」を振り返りました。3~4人の小グループに分かれて感想を出し合うとともに、今後どんな取り組みがしたいかについて話し合いました。各グループで出た意見を全体で共有したあと、33キャンペーンのNext Stageとしての「戦略タイムライン案」の説明があり、小グループに分かれてどんな取り組みがしたいかを話し合いました。またキャンペーンのネーミングについてもみんなで考えました。
全体共有では「職場の当事者が声をあげることができ、労働組合の存在を感じられる取り組みをしたい」「全国いっせい労働局要請は考えただけでワクワクする!ぜひやりたい」「それぞれが仕事を語る運動がしたい」などの前向きな声が次々と寄せられました。
キャンペーンのネーミングについては「33キャンペーンが定着しているので、残しつつ発展させるイメージで」という意見が多く出されました。
集会の最後は、全員で振り返りをして、良かったことや改善点や要望、学びや気づきを出し合い、事務局を代表して大阪府職労の小松委員長が「このキックオフを契機に、今日つながった仲間がさらに現場の仲間に声をかけ、いっしょにキャンペーンを作っていきましょう」と呼びかけました。

【参加者アンケートで寄せられた声】

  • 全国の人とつながれたのがよかった。参加者全員がお客様でなく参加者になれた。
  • ブレイクアウトで話し合うことで、自分の考えがさらに広がると感じた。
  • 多くの参加者の声が聞けて、一人じゃないという思いが強まり、励まされた。
  • すでに33キャンペーンという先進事例があるので「やろうよ!できるよ!」と共有できるという意味でネクストステージへの希望が感じられました。
  • 33キャンペーンの振り返りや新たな戦略の案出し等を通して、全国の方と考えや思いを共有できた。
  • さらに大きなキャンペーンにできるのではないかと思える元気のもらえた集会だった。
  • 職場の課題が山積する中で、目標がはっきりするとそこに向けての方針というか方向性が見えてきてよかった。
  • 長時間労働などで、自分の仕事のやりがいなどを見失っている職員もいると思うので、実態から見える困り感だけでなく、やりがい、もっとこうしたいという思いが話せる機会があればと思いました。
  • 全国の自治体職員と、職場の悩みや日頃の思いを交流してみたい。
 
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