やりがいある仕事 働きやすい職場づくりのために労働組合があります
大阪府関係職員労働組合(府職労)は、大阪府や府立病院や研究所などの独立行政法人で働く職員が安心して働き続けられるように、給料や休暇制度、福利厚生などの改善をめざして活動しています。
その活動は一人ひとりの組合員によって支えられています。職場の声を集めて、要求をまとめ、大阪府や府立病院、研究所とそれぞれ交渉します。その結果、賃金(給料やボーナス、各種手当)の引上げ、休暇制度、福利厚生など、さまざまな改善を実現してきました。今ではすっかりあたりまえの産前産後休暇や育児休暇をはじめ、出産や子育て、介護のための休暇制度も、すべて労働組合が声をあげ長い年月をかけて実現してきたものです。
労働組合が勝ち取った成果は、職員全員に還元されます。みんなが働きやすい職場にするために、労働組合に加入しましょう。
長年続いた職員削減を阻止、職員増へ
「公務員はより少ないほうがいい」「民間にできることは民間で」という考えのもと、府立病院や府立研究所が独立行政法人化されるとともに、たくさんの仕事が民間委託されました。同時に職員の削減も進められ、大阪府は人口当たりの職員数が全都道府県で一番少ない状態となっています。
職員の時間外勤務は増え続け、過労死ライン超で働かされ、健康や日常生活にまで影響を及ぼす職員、子育てや介護との両立ができず退職を余儀なくされる職員、メンタル不調に陥る職員が後を絶ちません。
府職労は「職員が安心して働くことのできる職場を」「このままでは災害や健康危機事象が発生したときに、住民の命とくらしを守ることができない」と声を上げ続け、職員増を求め続けてきました。また、その人材を確保するためには初任給をはじめ、給料引上げも強く求めてきました。
その結果、これまで長らく続いた職員削減に歯止めをかけ、この4年間は職員増を実現しています。また、初任給や若手職員の給料引上げも実現しています。
みんなの力が集まってこそ現状は変えられる
私たち一人ひとりの声は小さいものです。一人でどんなに声をあげても、現状を変えることは簡単ではありません。だからこそ労働組合があり、その活動は憲法や法律でも保障されています。
みんなの声と力を集めることで大きな声となり、力をもつことができます。現状を変えることもできます。
それだけでなく、労働組合は職場で相談しづらいこと、困っていること、不満なことなどを共有したり、相談したりすることのできる場でもあります。府職労では組合員の日常的な些細な悩みも含めて、相談できる窓口を設けています。
健康に安心して働き続けるために、みなさん必ず労働組合に加入しましょう。
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