「取れなくて当たり前」から「取って当たり前」の職場環境に
みなさん「生理休暇」って知っていますか?「制度があるのは知っているけど、取れない(取りにくい)のが当たり前」と感じていませんか?実際にそのような職場がたくさんあります。腹痛や頭痛など月経トラブルがあるにもかかわらず放っておくと子宮内膜症など健康への影響が出る可能性があります。
きちんと生理が来ることは健康のバロメーターです。無理して働くのではなく、生理休暇を利用し体を休めることが大切です。
労働組合が勝ち取った権利をみんなで守ろう
生理休暇や妊娠障害休暇など母性保護にかかる休暇は、健康に、そして子育てしながら働き続けたいという現場からの声を集めて、私たち労働組合が長い年月をかけて交渉して制度化された休暇です。使わないとなくなってしまいます。
実際に2010年の橋下徹大阪府知事時代には、母性にかかる休暇を廃止し、病気休暇扱いにされそうになりました。しかし、みんなの切実な声をあげ労働組合の力で廃止提案を撤回させ、権利を守った経過があります。女性だけの問題でなく、職場全体で生理休暇を取得しやすい環境にしましょう。
▼ 府職労では、生理や生理休暇について詳しく知るためのパンフレットを作成しました。組合員のみなさんには後日お渡しします。