大阪府は「冷暖房時期・時間の拡大」「トイレの洋式化」「名札の見直し(簡素化)」について、2月議会に向けた方針を明らかにしました。これらの問題は、府職労が声あげ求めていたもので大きな前進です。
府職労はランチタイム集会などで組合員のみなさんから寄せられる声を聞き、冷暖房やトイレの問題では、残業中の室温を測定したり、便器の数を調べたり、緊急アンケートに取り組み、リアルで切実な実態を明らかにし、SNS(X)での発信などの取り組みを進めてきました。その結果、新聞や府議会などでも取り上げられ、府職労の要求を受けて今回の改善へとつながりました。まだまだ課題は多くありますが、労働組合(府職労)で声をあげることが職場環境改善の唯一の道です。みんなで声をあげ協力し、働きやすい職場へと変えていきましょう!
冷暖房朝8時~夜9時に保守点検除き通年運転へ
これまで通常運転期間(7/1~9/30、12/1~3/20)であっても運転時間は朝9時~夜6時半、その前後の弾力的冷暖房期間はさらに運転時間が短縮されていました。今回示された内容は【冷房】5/20~10/31、【暖房】11/21~4/10 とし、機器の保守点検期間を除いて通年運転するとしています。1日の運転時間については全期間を通じて朝8時~夜9時までとし、今年4月より実施するとしています。
府庁別館トイレ洋式化へ本館でも実施に向け検討
トイレ問題についても、私たちの要求に応え、昨年11 月には別館1階トイレの洋式化が実現しましたが、来年度より2年間かけて他のフロアも含めて原則洋式化していく方針が明らかになりました。また、本館についても洋式化に向けて検討・計画する予定とのことです。
名札簡素化「名字」のみ
職員の名札について、これまでも多くの職場から「フルネームでの表記はやめてほしい」等の声が出されていました。こうした声を受けて今年4月より氏名は「原則名字のみ」に変更し、所属長判断によりひらがな表記も可としています。(その他の表記内容を変更する場合は人事課との協議が必要)
職場環境の改善、働きやすい職場をつくるために労働組合が必要です
労働組合=府職労は、いつも職場の組合員、職員から寄せられる声を聴き、職場環境の改善をめざして声をあげ、大阪府と交渉し一歩ずつ改善を実現しています。これからも働きやすい職場をつくるため、労働組合に加入し、一緒に声をあげましょう!