みんなの声と力をあわせて団体交渉

【知事部局】全職員の賃上げ(差額支給)と「子の看護休暇」拡充へ

すでに「府労組連ニュース」や「組合員専用アプリTUNAG」でお知らせしているとおり、団体交渉の結果、大阪府人事委員会の勧告どおり、全職員の賃上げ実施を実現しました。今年4月に遡っての引上げです。非常勤職員も同様の取扱いとなります。差額支給の時期は11月議会での議決後に示されますが、分かり次第、組合員のみなさんにはアプリ等でお知らせします。

粘り強い交渉で回答を引き出す

当初は「国や他府県の動向、府の財政状況を踏まえて検討」との回答に終始していましたが、粘り強い交渉の結果、11月13日に行った団体交渉において、総務部長より「実施する」との最終回答を得ることができました。また、以前より府職労が強く要求していた「子の看護休暇」の要件拡充について、来年4月より「子の学校行事への参加等(入園・入学式、卒園・卒業式、感染症に伴う学級閉鎖等)」も対象となるよう見直すとの回答が示されました。

交渉で強く追及した中堅・ベテラン職員の大幅賃上げや職員増による時間外勤務削減、欠員補充、「子の看護休暇」の日数拡大、「リフレッシュ休暇」や「更年期障害休暇」、相対評価の中止・見直しなどについては前進回答はありませんでしたが、引き続き要求し、実現をめざして取り組みます。

労働組合の力で要求前進

少しずつでも要求が前進するのは、あきらめることなく労働組合が交渉するからです。今の働きづらい大阪府の各職場を働きやすい職場へと変えていくには、労働組合が声をあげ続けるしか道はありません。みなさん、ぜひ府職労に加入しましょう。

【病院労組】賃上げの年度内実施をめざし交渉継続へ

病院労組は府職員と同様に全職員への賃上げ(給料・ボーナス引上げ)などを求め、府立病院機構と11月18日に団体交渉を行いました。交渉では「給料は国立病院機構、手当は大阪府に準じる」という約束を確認しましたが、国立病院が給料引上げ交渉中であることや「社会環境や経営が厳しい」ことを理由に引上げを回答しませんでした。これに対し、交渉に参加した各センターの代表が厳しく追及、病院機構事務局次長は「さまざまな努力をする。見極める時間がほしい。年度内には回答する」と答えました。

非常勤職員のボーナスを引上げよ

非常勤職員のボーナスについては、病院労組の交渉の結果、今年度より支給されるようになりました。しかし、その支給月数は0.725月分と少ないため、大阪府と同様に正規職員と同じ月数を支給するよう求めています。その他、休暇制度等についても大阪府と同じ休暇の制度化を求めています。

非常勤3種のクーリング期間廃止

今回の交渉では非常勤職員3種(事務補助、看護助手など)の5年雇用後の半年間のクーリング期間の撤廃、病気休暇の診断書要件を大阪府に準じて緩和するとの前進回答も示されました。

病院労組に加入し、賃上げを勝ち取ろう

少しずつでも要求が前進するのは、あきらめることなく労働組合が交渉するからです。そして病院機構に給料とボーナスの引上げを実施させるかどうかは今後の交渉にかかっています。府職員と同様に4月に遡って引上げを実現するためにも、労働組合の力が必要です。現在、府立各センターの労働組合加入者は少なく、このままでは要求実現が困難です。ぜひ、病院労組に加入し、みんなの力で賃上げを勝ち取りましょう。

 

組合加入はこちらから▼

https://www.fusyokuro.gr.jp/participation

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