秋の交渉が始まります。10月21日には吉村知事あてに要求書を提出し、同31日には府立病院機構遠山理事長あてに要求書を提出しました。
府人事委員会勧告では、初任給2万3800円(大卒)、2万1400円(高卒)引上げ、概ね40歳台後半の職員は一律3300円の引上げという勧告が出されました。府職労の交渉や要請などの取り組みの結果、昨年の500円引上げと比べれば、引上げ額は増えているものの、物価上昇には全く追いつかない不十分なものです。
一時金(ボーナス)については、昨年と同様に0・1月引上げ、年間支給月数4・5月を4・6月にするとしています。
これらの引上げを実施させるかどうかは、今後の交渉にかかっています。府職労は全ての職員の大幅な賃上げ、地域手当の引上げ(府内一律16%)、非常勤職員の時給の大幅引上げ、時間外勤務の縮減、欠員補充・職員増、休暇制度の拡充などを求め、取り組みを進めます。
みんなの給料やみんなの職場環境にかかわる問題です。ぜひ、労働組合に加入し、いっしょに力を合わせてください。加入していただくことが大きな力になります。よろしくお願いします。
秋の交渉で強く求めていること
※詳細は「秋季要求書」をご確認ください。
- 全ての職員の大幅な賃金引上げ、地域手当16%への引上げ
- 再任用職員の賃金水準、一時金支給月数の引上げ
- オンコール手当(夜間・休日等の待機に対する手当)の支給
- 年休取得の促進、昼休憩45分の完全取得の徹底
- 時間外勤務の上限規制(年360時間、月45時間)の厳守
- 業務量に見合う職員増、正規職員による欠員補充
- 子の看護休暇(子の対象年齢、日数)の拡大
- 不登校の子や障がいのある子を養育する職員が取得できる休暇制度の創設
- 家族休暇、リフレッシュ休暇の復活
- 更年期障がい(疑いを含む)のときに取得できる休暇の創設
- 非常勤職員(会計年度任用職員)の賃金引上げ、各種手当の支給
- 雇用3年上限ルールの撤廃、継続雇用
- 非常勤職員の特別休暇等の有給化
- 冷暖房運転期間・時間の拡大
- トイレの洋式化、女性トイレの増設
- メンタルヘルス、ハラスメント対策の強化
- 「相対評価」の廃止・撤回、「目標設定票(チャレンジシート)」の廃止
- 咲洲庁舎からの撤退、大手前庁舎西側のスペースに集合庁舎の設置
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