パンチ島田のさすらい放湯記

芽登温泉 芽登温泉ホテル

芽登とはアイヌ語で山奥という意味の「メトッ」に漢字を当てたもの。地名のとおりの大雪山系の原生林に囲まれた一軒宿の温泉で、昔も今も公共交通機関は全く通じていないが、明治の終わり頃に開業し、十勝では最も古い歴史を持つ。仄かに硫化水素臭がある無色透明の滑りのある湯は、自然湧出の源泉のかけ流しで飲泉可。熱いので、熱交換器で温度を下げた湯と合わせて調節する。川沿いに内湯と大小の露天風呂があり、奥の「巨岩の湯」は混浴と男女別専用を時間帯で区分。大自然の中、せせらぎを枕に時間を忘れて島梟を待つ。

※温泉情報

①宿泊施設・〇一五六(二六)二一一九

②北海道足寄郡足寄町芽登二九七九(JR根室本線帯広駅から北海道拓殖バスほかで「拓殖バス上士幌営業所前」下車タクシーで四十五分)

③六百五十円

④低張性―アルカリ性―高温泉・アルカリ性単純温泉、神経痛・筋肉痛など

公式サイト https://metouonsen.jp/

(島田祐輔)

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