アンケートに寄せられた非常勤職員の声（抜粋）

職員が多忙で非常勤の業務も増加

・毎年、次年度の継続があるのかないのかドキドキしながら多忙の３月を過ごします。１年雇用、最低賃金のために高齢者の応募しかありません。新しい非常勤作業員が入ったら一から私が指導しなければならず、自分の業務はサービス残業になります。職員さんが多忙すぎるため非常勤が担うことが増えている現状です。

・高槻市は今年の４月から暴風警報だけでなく、大雨・洪水警報が発令されたときも学校や保育所が休校になります。年休では対応しきれない恐れがあるので、このような就学・保育施設が休みのときにも、子の看護休暇を使えないでしょうか。もしくは、新たな休暇制度で対応できないでしょうか。子の看護休暇について、正職員は有給、非常勤は無給である点も改善を希望します。

・お手洗いの洋式を増やしてほしい。和式だとひざ・腰に負担がかかる。

・職場環境が密。室温が適切にならない。夏場は暑すぎる。

・電話対応、書類チェックなど、職員と同程度の仕事をしている。見合った賃金にしてほしい。

・職員の言いなりで、職員が間違っていても反論や意見を言うと、評価を下げ、雇用更新できないようにする職員がいるという話をよく聞きます。非常勤は、パワハラ、モラハラを受けても誰にも相談できずに泣き寝入りしたり、退職している現状があるようです。

・非常勤には何をしてもＯＫになっている現状がある。また、コロナ禍、非常勤は作業員なので在宅勤務などは認められないと上司に言われました。確かに作業員なので仕方ないのですが、コロナにかかってもよいと言われているようにしか受け取れませんでした。最初の頃はコロナが怖くて年休で休みを取ったりしていました。「それは好きに休んで」との上司の答えです。使い捨ての非常勤としか思えません。

経験を積んでも昇給なく虚しい

・11万円程の給料で、倍以上の給料の職員より、なぜ、倍以上仕事の量が多いのか。７年いると職員に業務を教えることばかりだが、年に一度の昇給もない。虚しい。

・雇用形態や名称、職種名は雇用者の随意であるが「作業員で事務補助をしている」と自覚させられれば、あくまでも補助作業をしているに過ぎないとの思いが仕事に対する動機付けを減らす。

・コロナ雇用対策で働いています。来年３月までですが継続して働ければと思っています。

・勤務日数が月に16～17日が限度と言われていますが、制限なしにしてほしい。評価がＡでもＣでも何年働いても、給料が変わらないのではモチベーションが上がらない。

・時給１０００円にしてほしい。民間の時給も上がってきています。

年度末が不安「働き続けたければ再応募して」

・来年の３月で契約が切れます。「続けて働きたければ、募集があれば再応募してください」と言われました。続けて働きたいのですが、採用されるかどうか不安です。継続雇用にしていただきたいです。

・今年度で退職しますが、８年間非常勤として勤め、退職金がないのが不満です。

・子育てと仕事を乗り越えてきた世代です。この職場で２年目ですが、あらためて非常勤の多さに驚いています。労働力として大事な非常勤職員が少しでも働きやすくなるよう、どうぞ力を尽くしてください。がんばってください。

・年度末が近づくにつれ、来年度の雇用があるのかどうか不安になります。